お役立ちコラム

パンジーとビオラの育て方

花が少なくなる冬の時期はお庭や花壇も寂しくなりがちです。
そんな季節でも寒さに強く、色とりどりの花を咲かせてくれるのがパンジーやビオラです。
とても頼もしい存在ですね。


パンジー、ビオラの特徴



パンジーとビオラは寒さに強く、色も豊富で、開花時期も秋から春にかけて
長く楽しむ事が出来るのが魅力です。
次々とたくさん花をつけるので初心者の方でも育てやすい花と言えます。


パンジー、ビオラの違い・・・

一般的には花の大きさで区別し
花の大きさが5センチ以上を「パンジー」5センチ以下を「ビオラ」と呼ばれていますが、学術的には同じスミレ科の花で厳密な区別はありません。
現在では品種改良も進んで様々な種類が出回っており、5センチ以上のビオラもあれば5センチ以下のパンジーもあります。

サイズ以外の違いといえば
ビオラの方が原種のスミレに近いため、強く、日当りの良いところで育てればどんどん成長するのでたくさんの花をつけボリュームが出ます。


植える時期と花が咲く時期



種からでも苗からでも育てる事は簡単な花です。
苗の場合は10月~、種の場合は9月~10月ぐらいが適しています。
パンジー、ビオラ共に一年草なので夏には枯れてしまいますが、半年以上花を咲かせるので比較的長く楽しめます。

パンジーは11月~5月にかけて咲きます。
ビオラほど耐寒性はないので寒い時は花の数は少なくなります。
こまめに花がらを摘むと花付きが良くなりたくさん咲いてくれます。

ビオラは11月~6月、秋から初夏まで長く楽しめます。
パンジーに比べ寒さに強く、冬もたくさんの花が咲き、寂しくなりがちな冬の花壇や庭を色鮮やかにしてくれます。


育て方のポイント

日当りが良く、風通しと水はけの良い場所を好みます。
地植えの場合は植え付け後の水やりは不要です。鉢植えの場合は土が乾いたらたっぷりと水やりをします。
寒い時期は根に霜がつかないよう、水やりは朝から日中にかけて行うとよいでしょう。
また定期的な追肥を忘れない様にしましょう。

パンジーやビオラは花が終るとすぐ種がつくので、花が終わったら花がらを摘みます。
茎の根元から摘み取ると次々とつぼみが出てきます。こまめに摘むのが花を長く楽しむポイントです。


楽しみ方いろいろ



パンジー、ビオラは長く花が楽しめ、種類も豊富。
さまざまな楽しみ方ができます。異なる色の組み合わせでいくつか育てたり、相性の良い植物との寄せ植えも楽しめます。
主に相性の良い植物はシクラメン、キンギョソウ、クリスマスローズなど他にもたくさんの植物と組合せ可能です。
お好みの植物を組合せてお庭や花壇を賑やかにしませんか?




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